囲碁の井山裕太碁聖(35)に芝野虎丸名人(24)が挑戦していた第49期碁聖戦(新聞囲碁連盟主催)5番勝負の第3局は19日、東京都千代田区の日本棋院で打たれ、午後7時46分、287手で井山碁聖が黒番2目半勝ちし、3勝0敗で防衛、4連覇を達成した。
井山碁聖は王座、十段と合わせ三冠を堅持。碁聖獲得は通算10期となり、9期の小林光一名誉碁聖(71)を抜いて単独最多に。なお、七大タイトルを含む棋戦優勝は通算76回となり、趙治勲名誉名人(68)と並び、最多タイとなった。
井山碁聖は大阪府東大阪市出身。2002年に12歳でプロ入りし、七大タイトル独占を2度達成した。