【パリ共同】26日に開幕するパリ五輪の組織委員会は19日、世界各地で発生したシステム障害により、各国選手団の到着便に遅れが出たほか、ユニホームの配送などでも影響が出ていることを明かした。複数のフランスメディアが報じた。
組織委は専門家と復旧に取り組んでおり「影響を抑えるため、われわれの技術チームが活動に当たっている。並行して活動が継続できるように、緊急時における対応計画も発動している」との声明を出した。選手団の到着の遅れを巡っては、各国・地域の国内オリンピック委員会とも緊密に連絡を取り、対処しているという。
地元メディアによると、大会公式の情報サイトもうまく機能しなかったとしている。