【パリ共同】26日開幕のパリ五輪に出場するため、北朝鮮の代表選手団が21日、パリの空港に到着した。北朝鮮は新型コロナウイルスの影響で東京五輪に参加せず、夏季五輪としては8年ぶりの出場となる。空港では着陸から約3時間足止めされた。関係者によると、一部選手の手続きに時間を要したもよう。
選手団は通常の出口ではないゲートから出て、バスに乗り込んだ。フランスと北朝鮮の親善を望むフランスの団体メンバー数人が歓迎の横断幕を掲げ、選手団はバスの中から手を振って応えた。
選手団は平壌を20日に出発し、北京で乗り換えてパリ入り。北朝鮮は体操やレスリングなどで十数人が出場権を獲得している。