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保守車脱線、新幹線ストップ JR東海「復旧に相当な時間」

07/22 09:08

 JR東海のロゴマーク

 22日午前3時40分ごろ、愛知県蒲郡市の東海道新幹線豊橋―三河安城間の上りで保守用車両同士が衝突し、脱線した。東海道新幹線は一部の列車を除き始発から運転を見合わせた。午前8時現在、東京―浜松間、名古屋―新大阪間で一部列車が運行を再開したが、名古屋―浜松間の上下線で運転見合わせが続いている。JR東海は「復旧には相当な時間がかかる見込みだ」としており、全線運転再開は早くても22日正午を過ぎる見通しだとしている。

 JR東海によると、作業員1人が額に負傷した。詳しい状況を調べている。蒲郡市神ノ郷町の現場では作業員30人以上が、ロープなどを使って脱線車両を線路に戻すような作業をしていた。

 JR西日本によると、山陽新幹線にも運休や遅れなどの影響が出ている。

 JR新横浜駅では午前6時ごろ、運休を知らせるアナウンスが繰り返された。新幹線の改札前はスーツケースを持った人や通勤客で混み合い、駅員へ問い合わせる人々の列ができていた。

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