陸上のパリ五輪日本代表が24日、羽田空港で出発前に取材に応じ、男子110メートル障害で13秒04の日本記録を持つ村竹ラシッド(JAL)は初出場の舞台へ「目標は決勝進出とメダル獲得。五輪という大舞台で達成したいと思っているので、気後れせず、しっかりいいパフォーマンスができればいい」と意気込んだ。
男子400メートル障害の豊田兼(慶大)は父親がフランス出身で親戚との再会を楽しみにする。6月下旬の日本選手権で太もも裏を痛め、万全な状態ではないが「最後に合わせて調整して、力を発揮するだけ。決勝を目指して飛躍できるような舞台にしたい」と初めて挑む五輪を見据えた。