英メディアは24日、国際馬術連盟の調査を受けてパリ五輪を欠場することになったシャーロット・デュジャディン(英国)が、4年前に指導する馬をたたいている映像を報じた。英国のトップ選手強化を担う政府系機関「UKスポーツ」は同日、デュジャディンに対して助成金の受給資格を停止すると発表した。
39歳のデュジャディンは過去3大会の馬場馬術で金3個を含む6個のメダルを獲得。自身のインスタグラムに「自分の指導方針に反するものだが、言い訳はできない」などと謝罪文をつづったが、問題の詳細は明らかにしていない。
東京五輪の近代五種ではドイツのコーチが馬をたたき、出場資格を剥奪される問題が起きた。(共同)