【パリ共同】フランス警察は24日までに、パリ五輪期間中に妨害行為を企てた疑いでロシア人の男を逮捕した。容疑の詳細は不明だが、男は五輪中に「不安定化につながる出来事を組織した」疑いがあるとしている。フランスメディアが報じた。フランスはこれまでもロシアの干渉を警戒してきた。26日に五輪開幕を控え、安全面への懸念が高まりそうだ。
ルモンド紙によると、男はロシア連邦保安局(FSB)の要員とみられる。パリの料理学校で学んだ経験もあるという。男の自宅を捜索したところ、計画の証拠が見つかったとしている。
フランスは五輪開幕を前に警備を強化。ロシアの干渉を警戒している。