【パリ共同】パリ五輪のサッカー男子で24日、1次リーグB組のアルゼンチン―モロッコの試合結果を巡って異例の混乱があった。最終的に2―1でモロッコの勝利となったが、当初は五輪や国際サッカー連盟(FIFA)の公式サイトに2―2の引き分けで終了したと表示され、数時間後に変更された。
AP通信によるとアルゼンチンが1―2の後半追加タイム16分にゴールを決めたとされたが、それに抗議したモロッコのファンが物を投げ込んだり、ピッチに侵入したりと混乱し、約2時間中断。その後ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の確認でアルゼンチンの得点が取り消されて試合が再開され、約3分プレーして終了した。