大相撲名古屋場所12日目(25日・ドルフィンズアリーナ)単独首位の横綱照ノ富士は関脇阿炎を寄り切って11勝1敗とした。13日目に照ノ富士が大関貴景勝に勝ち、3敗で追う大関豊昇龍と隆の勝、美ノ海の平幕2人がいずれも敗れると、3場所ぶり10度目の優勝が決まる。
大関同士の一番は豊昇龍が琴桜を首投げで制した。琴桜は4敗目。かど番の大関貴景勝は新関脇大の里の上手投げに屈し、7敗目で後がなくなった。大の里は7勝5敗。関脇霧島は熱海富士を寄り切り7勝目。新小結平戸海は勝ち越した。
十両は白熊、獅司、島津海の3人が3敗でトップ。