【パリ共同】1972年ミュンヘン五輪以来、52年ぶりのメダル獲得を狙うバレーボール男子日本代表が25日、パリ市内で練習を公開し、約2時間半汗を流した。石川(ペルージャ)は「コンディションは悪くないし、チームの雰囲気も悪くない」と充実した表情だった。
試合会場で練習した前日に続き、この日も午前9時からのドイツとの初戦に合わせ、午前8時からアップを開始するなど入念な準備を進めた。石川は「自分たちのベストを初戦で発揮する。ピークをドイツ戦に持ってこようと話をしている」と述べた。
左足首のけがから復帰した高橋藍(サントリー)も軽快な動きを見せ「五輪に懸けてきたので全力で戦いたい」。高い跳躍から強烈なスパイクを連発して状態の良さをうかがわせた西田(大阪ブルテオン)は「しっかり準備してきた。選手としてのレベルを上げられていると思う」と自信を漂わせた。