大相撲の西大関豊昇龍(25)=本名スガラグチャー・ビャンバスレン、モンゴル出身、立浪部屋=が名古屋場所13日目の26日、休場した。師匠の立浪親方(元小結旭豊)によると、12日目の大関琴桜戦で投げを打った際に右股関節を痛めたという。
12日目まで9勝3敗で優勝の可能性を残していた。当初は出場の意向を示していたが、その後に休場の申し出があった。立浪親方は「力が出ないなら休め、と言った。お客さんにも失礼になる」と語った。14日目と千秋楽も休場し、場所後の夏巡業は可能なら途中参加を検討する。
豊昇龍の休場は今年初場所以来で5度目。13日目の対戦相手、関脇大の里は不戦勝。