カナダ・オリンピック委員会は26日、パリ五輪で2連覇を狙うサッカー女子同国代表のプリーストマン監督の離脱を発表した。ドローンによる対戦相手へのスパイ行為を続けてきた疑いがあり、同監督は資格停止となった。今後はコーチのスペンス氏が指揮を執る。
大会前の22日、ニュージーランドの練習偵察を目的にドローンを使用したスタッフが現地当局に拘束された。プリーストマン監督は2―1で勝った25日のニュージーランド戦の指揮を辞退した。
地元メディアによるとカナダ代表には以前からスパイ行為があり、前回の東京五輪でも初戦の相手だった女子日本代表の非公開練習を撮影していたという。(共同)