【パリ共同】ロシアの侵攻を受けるウクライナの選手団は26日、国旗色の青と黄の服装でパリ五輪開会式の船上パレードに臨んだ。雨が降りしきる中、笑顔で国旗をはためかせ「ウクライナに栄光あれ」と声を上げた。
個人の中立選手(AIN)として参加するロシアと同盟国のベラルーシ勢は、船上パレードの参加は認められなかった。
ウクライナ選手団が乗った船が橋を通過すると拍手と「ウクライナ」コールが起きた。旗手を務めた競泳男子のミハイロ・ロマンチュクは開会式に当たり「ウクライナで戦争が続いていることを世界に伝えるためにパリに来た」と力を込めた。