陸上のパリ五輪日本代表が27日、羽田空港で出発前に取材に応じ、女子走り幅跳びで初出場の秦澄美鈴は「緊張するが、大舞台ということに意識を向けすぎずに集中したい」と笑顔で語った。
6メートル97の日本記録保持者。一昨年、昨年の世界選手権はともに予選落ちしており「まずは決勝に進出して、そこで自己ベストを出したい」と表情を引き締めた。
競歩で新種目の混合団体に臨む男子の川野将虎は「心身、技術ともに調子は上向いている。前回からの3年間の集大成を見せたい」と意欲。女子で3大会連続出場の岡田久美子は「メダルが狙える位置にいる。笑顔で終われるように頑張りたい」と目標を掲げた。