【ソウル共同】サッカー男子の韓国代表監督に就任した洪明甫氏(55)が29日、記者会見で抱負を語り、好成績を挙げるとともに韓国サッカーの方向性を確立するという「二兎を追う」と述べた。ワールドカップ(W杯)での目標は、自国開催の2002年日韓大会を除いた最高成績の16強を超えることだとした。
14年ブラジル大会で1次リーグ敗退後に辞任して以来の代表監督復帰。当時、選手起用が自身のよく知る選手に偏った「人脈サッカー」だと批判されたが、会見では「当時と違い今は真にチームのためになる選手の名が頭にある」と強調した。
洪氏は韓国代表やJリーグの柏などでも活躍。直近はKリーグ蔚山の監督を務めた。