【パリ共同】フェンシング男子エペ個人を制し、個人で日本勢初の金メダルを獲得した加納虹輝(26)=JAL=が快挙から一夜明けた29日、パリ市内で記者会見し「フェンシング発祥の地で決勝のピストに立つことができて、金メダルまで獲得することができた。これ以上ない幸せ」と感慨に浸った。
2連覇が懸かっている団体も控えており「全く気は抜けていない」と表情を引き締める。「自分が半信半疑だったとしても、口に出すことで金メダルを獲得できるということが身に染みた。東京五輪に引き続き、金メダルを取れるよう準備していきたい」と2冠を宣言した。