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6月有効求人倍率1・23倍 27カ月ぶり低水準

07/30 11:22

 厚生労働省

 厚生労働省が30日発表した6月の有効求人倍率は、前月から0・01ポイント低下し1・23倍だった。低下は3カ月連続。2022年3月以来、27カ月ぶりの低水準を記録した。物価高や円安の影響で、新規採用を見合わせる動きが出ているのが要因だ。

 一方、総務省は30日、6月の完全失業率(同)が前月に比べて0・1ポイント低い2・5%だったと発表。5カ月ぶりに改善した。新たに求職する人が減ったことなどから、改善につながったと説明している。

 厚労省によると、新規求人数を主要産業別でみると、製造業が前年同月比14・6%減、生活関連サービス・娯楽業も13・7%減、建設業は12・8%減だった。

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