【パリ共同】パリ五輪の柔道男子66キロ級で2連覇した阿部一二三が4日、石川県で柔道に取り組む子どもたちとオンラインで対談し「自分は強いと信じて立ち向かえば、怖さはなくなる」と、試合に挑む心境をアドバイスした。JOCが能登半島地震の被災地支援活動として企画した。
対談には「輪島柔道教室」で活動する小学生から高校生の計8人が参加。緊張への対処法について「緊張がなくなるくらい練習することと、緊張を受け入れる準備をしておくこと」と心構えを説いた。
「負けて柔道が嫌になったことはないか」との問いには「小さい頃は弱かったけど、心の底から強くなりたいと思ってトレーニングしてきた」と応じた。