女子走り高跳びを制したマフチフは、ウクライナ国旗をはためかせたウイニングランで大歓声を浴びた。「多くのアスリートも亡くなってこの場に立てず、この雰囲気を味わえなかった。国のためにメダルを取りたかった」とかみしめた。
2メートル00まで軽々とバーを越え、全て1回でクリアしたことが生き、同記録で並んだオリスラガーズ(オーストラリア)に競り勝った。「コーチから、必ず最初の試技で成功させるように言われてきた」と誇らしげ。7月に出した2メートル10の世界記録更新を次の目標に掲げ「五輪のメダルもたくさん取りたい」と語った。(共同)