5日に競技が始まり、男子グレコローマンスタイル60キロ級で2021年東京五輪銀メダルの文田健一郎(ミキハウス)が準決勝で22、23年世界選手権覇者のシャルシェンベコフ(キルギス)に4―3で競り勝って6日の決勝進出を決め、銀メダル以上を確定させた。
文田は初戦の2回戦でキューバ選手、準々決勝でイラン選手にともにテクニカルスペリオリティー(TS)勝ちした。
女子68キロ級の尾崎野乃香(慶大)は1回戦でベネズエラ選手にTS勝ちしたが、準々決勝で東京五輪銅メダルのジュマナザロワ(キルギス)に6―8で敗れ、6日の敗者復活戦に回った。
男子グレコローマンスタイル130キロ級は、個人種目で史上初の5連覇を狙うロペスヌネス(キューバ)が決勝進出。(共同)