【パリ共同】体操男子種目別の鉄棒で金メダルを獲得し、個人総合と団体総合を合わせて3冠に輝いた20歳の岡慎之助(徳洲会)が6日、パリ市内で記者会見し「自分の体操が世界で花開いた。人の記憶に残る大会になったんじゃないかな」と頬を緩めた。
5日の種目別平行棒でも「銅」。日本オリンピック委員会(JOC)によると、これが日本選手団で夏冬通算600個目のメダルとなった。今大会で金3、銅1をマークした岡はJOCと日本体操協会から計1700万円以上の報奨金が贈られる予定で「練習道具や疲労回復のために使いたい」と話した。
次戦は9月上旬に岡山県代表として国民スポーツ大会に出場する予定。