今季の登板がまだない楽天の田中将大投手が7日、富士大とのファーム練習試合(森林どりスタジアム泉)に先発し、3月20日のイースタン・リーグのDeNA戦以来の実戦復帰を果たした。
1回で2安打を許して失策絡みの2失点。22球を投げ、制球にばらつきはあったが、最速は146キロだった。「ほっとした。試合であれだけ腕を振って投げられたことが今年初めて。大きな一歩」と実感を込めた。
日米通算200勝にあと3勝の35歳。昨秋に右肘手術を受け、今季の開幕ローテーション入りを目指して春先から精力的に登板を重ねたが、コンディション不良でファーム調整が続いていた。