【パリ共同】レスリングの男子グレコローマンスタイル60キロ級で金メダルを獲得した文田健一郎(ミキハウス)が7日、パリ市内で記者会見し「朝にメダルを改めて見て、長い間の目標をかなえられたんだなと実感できた」と感慨を語った。
2021年の東京五輪で2位だった悔しさを晴らし、グレコの日本勢として40年ぶりの優勝。「偉大な先輩方が歩みを止めず前に出続けてくれたから、僕がもう一歩踏み出せた」と感謝した。
女子68キロ級で銅メダルの尾崎野乃香(慶大)も記者会見。敗者復活戦から勝ち上がり「負けてから(自分を)奮い立たせて勝ち取ったことは大きな成長。自分を褒めたい」と達成感を口にした。