【パリ共同】パリ五輪のボクシング男子80キロ級決勝で7日、ウクライナのオレクサンドル・ヒズニャクが、カザフスタンのヌルベク・オラルバイを破り、金メダルを獲得した。ヒズニャクは東京五輪のミドル級で銀メダルを獲得した。
ロシアと同盟国ベラルーシの選手は、22年2月のウクライナ侵攻後、国際大会から排除された。だがロシア人が会長を務める国際ボクシング協会(IBA)は同年10月に、両国選手の復帰を決定。ヒズニャクはこの決定に抗議し、以降の世界選手権を欠場した。
IOCはIBAの組織運営などを問題視し、パリ五輪のボクシングはIOCの管轄下で実施。ロシアとベラルーシ勢は出場していない。