【パリ、ソウル共同】パリ五輪で国際オリンピック委員会(IOC)スポンサーの韓国電機大手、サムスン電子が全選手にスマートフォンを提供し、表彰台での「自撮り」に使われていることに関し、韓国外務省報道官は8日の記者会見で「北朝鮮に搬入されないことが重要だ」と述べた。国連安全保障理事会の制裁決議で「全ての産業用機械類の移転が禁止されており、スマホが該当する」と警告した。
米政府系のラジオ自由アジア(RFA)によると、IOCはRFAに対し「北朝鮮オリンピック委員会が選手たちの分を受け取った」と明らかにしている。