【パリ共同】レスリングの男子グレコローマン77キロ級を制した日下尚と女子50キロ級で銅メダルの須崎優衣が8日、パリ市内で記者会見し、日下は「ようやく実感が湧いてきた。本当に良かった」と語った。
金メダルを枕元に置いて就寝した日下は、起きて輝きを確認し「もう最高。本当にこれが自分の手元にあるんだ」と感慨を込めた。祝福メッセージの多さに驚き「人間って反響が大きすぎるとフリーズするんだと分かった。より一層進化した自分になりたい」と決意を新たにした。
2連覇を逃した須崎は「4年後のロサンゼルス五輪、8年後のブリスベン五輪で絶対に金メダルを取ろうと、自分と強く約束できた」と話した。