パリ五輪の陸上で早めに競技を終えた日本代表が11日、羽田空港に帰国し、男子110メートル障害で日本勢初の決勝進出を果たした村竹ラシッドは「楽しいレース、舞台だった。当初からの目標を達成できて自信になった」と冷静に振り返った。
念願だった決勝は中盤まで上位に食らいついての5位。「ふつふつと悔しさがこみ上げてきているところ。この悔しさは来年の世界陸上にぶつける。メダルが目標」と東京開催の世界選手権を見据えた。
男子3000メートル障害で2大会連続入賞となる8位だった三浦龍司は「手応えと収穫のあるレースだった。(次に向けて)今回のレースをじっくり分析していきたい」と淡々と話した。