陸連、補欠の準備期間見直し検討 マラソンの欠場巡り

08/11 21:33

 8日、レースに向け、オンラインで取材に応じる陸上女子マラソンの前田穂南(共同)

 【パリ共同】日本陸連の高岡寿成シニアディレクターは11日、女子マラソンの前田穂南(天満屋)の欠場に関し、補欠選手の準備期間の見直しを検討する考えを示した。

 前田は8月9日の検査で右大腿骨疲労骨折と診断され、本番前日の10日に欠場が決まった。日本陸連によると、大会のルールでは前日朝まで選手変更可能。しかし独自に、2日をもって補欠登録選手の指定を解除しており、代表の交代はできなくなっていた。

 高岡氏は「(直前の)調整期間に入ってからの方がけがのリスクが低くなり(その前に)解除してあげることが補欠の選手にとってストレス軽減にもなる」と説明した。

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