パリ五輪総合馬術団体で銅メダルを獲得した名古屋市出身の大岩義明選手(48)が16日、同市の河村たかし市長を表敬訪問した。馬術でのメダルは92年ぶりで、大岩選手が「馬術関係者にとっては悲願だった。ようやくメダルを持ち帰ることができてほっとしている」と述べると、河村氏は「92年ぶりとは。どえりゃあご立派なことだ」とたたえた。
大岩選手は銅メダルを首から下げて訪問し、河村氏から感謝状を贈られた。総合馬術団体の日本代表は「初老ジャパン」の愛称でも話題を呼んだ。大岩選手は面会後、「選手最年長だったが、諦めずにやってきた成果が出た。継続することが大事だと感じてもらえたのでは」と語った。