【ニューヨーク、サンパウロ共同】米実業家イーロン・マスク氏が率いるX(旧ツイッター)は17日、ブラジルの司法当局から脅迫を受けたとして、スタッフの安全を守るため同国での事業を直ちに閉鎖すると発表した。Xのサービスは引き続き利用できるとしている。
Xによると、ブラジル最高裁のデモラエス判事がXの法定代理人に対し、一部のコンテンツを削除する法的命令に従わなければ逮捕すると脅したとしている。
マスク氏は、ブラジルの司法当局が、極右勢力の偽情報拡散防止を念頭に特定のアカウントを制限するよう求めていることに、「検閲」と反発していた。