【カレー共同】パリ・パラリンピックの聖火リレーが25日、英国でスタートし、英仏海峡トンネルを通過してフランス北部の港町カレーに入った。カレーでは車いすに乗った障害者ら数百人の観客が詰めかけ、走者の出発を見守った。
火は12に分けられ、同国内の12都市で一斉にリレーを開始。4日間で約50都市を巡り、約千人が参加する。12の火は27日にパリを含むイルドフランス地域圏に集まり、開会式が実施される28日にはパリ市内を巡る。
24日にはパラ発祥の地とされるロンドン郊外のストーク・マンデビルで採火式が行われた。
フランスではパラ夏季大会は初開催。コンコルド広場での開会式後、競技は29日に始まる。