【ニューヨーク共同】米ニューヨークの連邦地検は16日、音楽界の大物プロデューサー、ショーン・コムズ被告を大陪審が起訴し、捜査当局が同日に逮捕したと発表した。起訴内容は明らかにしていないが、米メディアによると、国土安全保障省が3月に性的人身売買事件に関連し、ロサンゼルスなどの被告の邸宅を家宅捜索していた。
連邦地検は17日にも起訴状が公表されるとの見通しを示した。刑事事件以外にも、複数の女性が被告から性的暴行を受けたとして民事訴訟を起こしている。
コムズ被告は1990年代からラップ歌手として人気を博し、メアリー・J・ブライジさんらヒップホップ歌手のプロデュースも手がけた。