広島が新井貴浩監督(47)に来シーズンも指揮を託すことが4日、分かった。契約は単年だが球団は就任時から5年を基本路線としている。3年目となる来季について松田元オーナーは「当然、指揮を執ってもらおうと考えている」と述べた。
投手陣を中心にした守り勝つ野球を展開し、8月は2連敗が1度だけと安定した戦いで首位の座を守って優勝争いに加わった。9月に球団史上最多の月間20敗を喫する急失速で4位に落ちたが、松田オーナーは夏場までの手腕を評価。選手の体調管理に気を配り主力の離脱を防いだ選手起用を「うまく回転させていた。よくやっていたと思う」とたたえた。