西武の渡辺久信ゼネラルマネジャー(GM)兼監督代行(59)が今季限りで退団する見込みであることが5日、球団関係者への取材で分かった。シーズン途中で休養した松井稼頭央監督(48)も退団し、西口文也ファーム監督(52)が1軍監督へ昇格することが決定的となっている。
渡辺GMは松井監督の休養を受けて監督代行を兼務したが、低迷から抜け出せなかった。既にシーズン91敗で球団ワーストを更新しており、3年ぶりの最下位が確定。新外国人選手のアギラーやコルデロが振るわず貧打が続き、戦力整備を担うGMとしても責任を取る形となった。