楽天の辰己涼介外野手が8日、楽天モバイルパーク宮城で行われた日本ハム戦で、外野手のシーズン最多刺殺のプロ野球記録を76年ぶりに塗り替えた。従来の記録は1リーグ時代の1948年に青田昇(巨人)がマークした391。
広い守備範囲と強肩を誇り、過去3年続けてゴールデングラブ賞に輝いた中堅手は「飛んできた球は全部俺が捕るという、がめつさが、この記録につながったと思う」と話した。
立命大からドラフト1位で入団して6年目の今季はここまで全試合に出場。バットでは2安打をマークし、最多安打のタイトル獲得が濃厚な中、156安打まで上積みし「まだまだやれる」と貪欲な姿勢を見せた。