【ストックホルム共同】今年のノーベル文学賞に決まった韓国の女性作家、ハン・ガン(韓江)さんは10日、受賞の知らせを受けた時は「ソウルの自宅で息子と夕食を終えたばかりだった」と振り返り「とても驚いたし、大変光栄に思う」と喜びを語った。ノーベル賞公式サイトが電話のやりとりを公開した。
10日は仕事をせずに、散歩や読書をして過ごしていたというハンさん。スウェーデンのストックホルムで受賞が発表されたのは、韓国時間で同日午後8時。発表直後から多くの祝福の声が寄せられた。「息子も驚いていたが、まだあまり話していない。私はお酒を飲まないので、これから一緒にお茶を飲もうと思う」と話した。