ソフトバンクの甲斐拓也捕手(32)が13日、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権の行使を表明した。みずほペイペイドームで取材に応じ「一度きりの権利で大きな決断。今までやってきたことを評価してくれているのか聞いてみたい」と話した。申請書類を球団に提出した。
大分・楊志館高から2011年に育成ドラフト6位で入団し、13年オフに支配下選手登録された。強肩に定評があり、日本代表では21年の東京五輪、昨年のワールド・ベースボール・クラシックで優勝。プロ14年目の今季は119試合に出場してパ・リーグ制覇に貢献し、2年ぶり7度目のゴールデングラブ賞を獲得した。