東京写真記者協会(新聞、通信、放送など34社加盟)は25日、この1年の優れた報道写真に贈る各賞を発表し、朝日新聞の『「泣いてもいいんだよ」避難所で母との約束』が協会賞グランプリを受賞した。石川県能登半島地震で、布団をかぶり避難所で過ごす子どもたちの姿を撮影した。
受賞作品を含む約300点の写真は「2024年報道写真展」で展示される。開催期間と場所は、12月11~22日が日本橋三越本店(東京都中央区)。12月27日~来年1月6日(元日を除く)が銀座三越(東京都中央区)。同年1月11日~4月20日が日本新聞博物館(横浜市中区、休館日を除く)。
他の主な受賞作は次の通り。
一般ニュース部門賞(国内)「日航機衝突炎上」(東京中日スポーツ)▽同部門賞(海外)「北朝鮮のロケットが発射直後に爆発」(読売新聞)▽企画部門賞(国内)「鉄路を止めるな ローカル線の底力」(産経新聞)▽同部門賞(海外)『「引き裂かれた家族」ウクライナ侵攻2年』(共同通信)