陸上の世界選手権東京大会は13日、国立競技場で開幕し、35キロ競歩の男子は勝木隼人(自衛隊)が2時間29分16秒で3位に入った。日本勢のメダル獲得第1号で、自身初の表彰台。3大会連続の表彰台を狙った川野将虎(旭化成)は18位で、女子は梅野倖子(LOCOK)の15位が日本勢最高だった。
男子3000メートル障害は、日本記録保持者の三浦龍司(SUBARU)が予選1組で8分30秒43の3着に入り、15日の決勝に進出。同100メートルはサニブラウン・ハキーム(東レ)桐生祥秀(日本生命)守祐陽(大東大)が予選落ち。日本勢が準決勝に進めなかったのは、2015年北京大会以来。
女子1万メートルは広中璃梨佳(日本郵政グループ)が31分9秒62で6位に入った。前回大会の7位に続き、2大会連続で入賞。矢田みくには20位。
混合1600メートルリレー決勝で、日本(吉津、井戸、今泉、松本)は3分17秒53で8位に入賞。
女子1500メートルでは田中希実と木村友香は準決勝に進めなかった。同走り幅跳びの秦澄美鈴も予選落ち。