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【RIZIN】安保瑠輝也、“ボクシング界の伝説”パッキャオに大善戦!3ラウンド戦い抜く 結果はドロー

07/28 22:32

  • その他
安保瑠輝也 (C)RIZIN FF

■『Yogibo presents 超RIZIN.3』(28日・さいたまスーパーアリーナ)
第10試合 RIZINスタンディングバウトルール 69キロ

【試合後インタビュー動画】安保瑠輝也、激闘のパッキャオ戦を振り返る「正直嬉しい」今後の展望を語る

マニー・パッキャオ ― 安保瑠輝也
(ルールにより判定なし)

 元K-1王者の安保瑠輝也が、RIZINに初参戦したボクシング世界6階級制覇のマニー・パッキャオとスタンディングバウトルールで対戦し、大方の予想を覆して3ラウンドを戦い抜いた。ルールにより勝敗はつかずドロー裁定となる。

 パッキャオは2021年に2度目の引退を発表後、22年11月に韓国でのYouTuberとのエキシビションマッチ以降はリングを離れていたが、榊原信行CEOとの長年の交流の結果、ついにRIZIN参戦が決定。当初はフェザー級王者の鈴木千裕と対戦予定だったが、鈴木が6月の試合で負傷したため、代役に抜てきされた安保と対戦した。

 4万人が見守る緊張感に包まれた会場で試合開始のゴングが鳴らされると、安保は伝説に臆することなく前に出る。13センチのリーチ差を生かして遠くから安保がパンチを放ち、パッキャオがインサイドに入ってきてもボディを狙うなど、特訓の成果を十分すぎるほどに見せ、3分間を戦い抜いた。

 2ラウンド早々にパッキャオのパンチで安保が鼻血を出すも、圧力を弱めずに安保もパンチを出し続ける。パッキャオも往年と変わらぬようなフットワークで決定打を許さず、会場は興奮に包まれたまま2ラウンドも終了した。

 そして迎えた3ラウンド、世紀の番狂わせを狙って攻め続ける安保だったが、パッキャオもレジェンドとしての錆びていない輝きを放つようなパンチで押し返す。残り1分、スタミナに勝る安保がラッシュをかけて大歓声が起きるも、パッキャオのガードは固く、どちらもダウンを奪うことなく9分間の試合が終了。規定により判定なしで試合が終了した。

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