安室奈美恵、DA PUMP、MAX、三浦大知ら数々のスターを輩出し、昨年20年ぶりに再始動した“新生”沖縄アクターズスクールの第1弾アーティスト、Neil（ニイル／13）が7日、「Someday」を配信リリースし、ワーナーミュージック・ジャパンからメジャーデビューした。YouTubeでは、地元・沖縄で撮影された同曲のミュージックビデオ（MV）が公開となった。
【ライブ写真】ブルーノ・マーズを彷彿とさせる衣装で歌って踊るNeil
沖縄在住のNeilは、ミュージシャン、カメラマンとして活動する両親を持ち、6歳から父親の影響でベースを始め、8歳からダンスレッスンを開始。11歳でウクレレとギター、12歳からはドラムを両親のミュージシャン仲間から教わり、2023年再始動した沖縄アクターズスクールの第1期生オーディションに圧倒的な存在感で合格した。
デビュー日を迎えたNeilは、東京・渋谷PLESURE PLEASUREでショーケースを開催。ワーナーミュージック・ジャパン代表取締役社長兼CEOの小林和之氏、沖縄アクターズスクールCOO／エグゼクティブプロデューサー牧野アンナ氏も登壇した。
今年6月28日に亡くなった沖縄アクターズスクールの創設者・マキノ正幸さんの娘で、安室奈美恵も在籍していたスーパーモンキーズの元リーダーの牧野氏は「唯一無二の逸材」と太鼓判を押した。
ショーケース冒頭、Neilは「今日僕のオリジナルソングのデビュー曲『Someday』が配信されたんですけど、今日は最初に披露したいと思います！」と元気いっぱいにあいさつすると、自身が作詞を手がけたデビュー曲「Someday」へ。MVにも出演しているアクターズスクールの仲間「B.B WAVES」のメンバーと一緒にパフォーマンスし、ラスサビ前後のハイトーンボイスで存分に実力を発揮した。
デビュー曲についてNeilは「『Someday』は僕が作詞したのですが、想像の大切さというのを大切にしていて、例えば『Superstarになりたい』、じゃなくて『Superstarになる自分が見える！』という確定の想像を大切にしてます！」と楽曲に込めたの想いを話した。
2曲目はエド・シーランの「Thinking Out Loud」、3曲目にはあいみょんの「愛を伝えたいだとか」をそれぞれギター弾き語りでカバー。これまではあまり邦楽カバーを披露してこなかったというが、沖縄でのデビューショーケースに引き続き、所属レーベルの先輩にあたるあいみょんのカバーを歌い、声変わり前の歌声がぴったりはまる歌唱となった。
続けて披露したのは、デビュー曲「Someday」に次ぐオリジナル曲「Won’t you stay」。「Someday」とはガラリと方向性を変え、壮大なバラード曲で歌唱力の高さを前面に押し出した。
ラストは「一番尊敬している」というブルーノ・マーズの「Runaway Baby」を歌いながら踊り、オリジナルのダンスブレイクも交えて盛り上がりポイントを作った。
MCのノイハウス萌菜とのトークでは、東京ドーム公演の目標を掲げると「日本の音楽文化をもっと高めたいということをかなえるために僕は頑張っていきますので、応援よろしくお願いいたします！」と締めくくった。
■Neilデビュー曲「Someday」のコメント
この曲は僕が歌詞を書きました。
詞のテーマは「想像」、イマジネーションする事。自分の人生の目標とか、夢、希望は、すべて想像、イマジネーションから始まっていると思っていて、「想像」する事の大切さ、全てのカギはこの「想像」が握っていると思っています。
「Someday」とは、いつか夢を叶えた“いつかの自分”を想像するメッセージを込めています。その中でも特に伝えたいのは、 「夢が叶ったらいいな」では無く、「夢を叶えた自分を前提に想像する事。このイマジネーションが夢を実現するすべての原動力となっていると思っています。夢に挑戦するすべての人への応援歌になったらうれしいです！
1年前、アクターズのオーディションを受けた時にあるテレビ局のインタビューを受けて話したことが今でも変わらず自分の目標になっています。それは、「日本の音楽文化を高めたい！」ということ。そのためには、自分自身が世界に通用するアーティストになって、世界中の人たちに「日本の音楽はすごい！」って感じてもらいたいです。
これからもっともっと多くの日本のアーティストが世界で活躍していくと思いますが、それをリードする存在に自分がなっていきたいです。その目標に向けてNeilというアーティストの第一歩として大切なデビュー曲「Someday」をリリースします！たくさん聴いてください。
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