今年11月9日から24日まで日本・台湾・メキシコで開催される世界野球ソフトボール連盟(WBSC)主催の『ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12』の開催概要発表記者会見が30日、都内で実施された。
【動画】侍ジャパン井端弘和監督、選手の選考基準について言及「国際試合を経験してなくても…」
侍ジャパンの井端弘和監督は、WBSCのリカルド・フラッカーリ会長、NPBの榊原定征コミッショナーと会見に参加。ホスト国の監督としてあいさつした井端監督は「開催まで約2ヶ月ありますけど、緊張感がかなり出てきています。連覇を目指して頑張りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします」と話した。井端コミッショナーは、井端監督が率いた大会で連続優勝したことを振り返りながら「ぜひ(プレミア12を)優勝を勝ち取っていただきたい。若手選手の発掘も、ぜひお願いしたい」と期待し、井端監督は「当然、優勝を狙っています。長く日本のチームが世界一であり続けるには若い選手がどんどん出ていかないといけない。その選手がいい経験をして、いい結果を出してもらえれば長く日本が強くなれるんじゃないか」と思いを明かした。
選手選考に関しても言及。井端監督は「選手の選考ポイントは今決めてる段階。結果を出してる選手、国際試合を経験してなくても十分やっていけるところは見極めなきゃいけない。フレッシュな新生ジャパンができれば」と話した。最後は「プレミア12の開幕は名古屋で、自分の野球人生も名古屋でスタートさせて、終わりが 東京ドームでっていうところでは非常に縁があるなと思います。いい意味で名古屋で勢いをつけて、必ず東京で優勝したいなと思ってます」と決意を新たにしていた。
WBSC世界ランキング上位12チームが集まり、4年に1度開催される野球の国際大会。11月9日からのオープニングラウンドは、グループA、グループBで各6チームが総当り。11月21日からのスーパーラウンドは、オープニングラウンド各グループ上位2チームによる総当たりで試合をし、その後に3位決定戦、決勝戦を行う。
参加する国と地域は『グループA』にメキシコ(2位)、アメリカ(3位)、ベネズエラ(6位)、オランダ(7位)、パナマ(10位)、プエルトリコ(12位)、『グループB』に 日本(1位)、韓国(4位)、チャイニーズ・タイペイ(5位)、キューバ(8位)、ドミニカ共和国(9位)、オーストラリア(11位)となる(※カッコ内は2023年12月31日のWBSC/KONAMI男子野球世界ランキング順位)。
【プレミア12】開催概要を発表 侍ジャパン井端弘和監督、選手選考は「結果を出してる選手」
08/30 17:09
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