• X
  • facebook
  • line

板谷由夏、源氏物語の「姫君」イメージの着物着こなし「日本人に生まれて本当によかった」

08/30 16:28

  • エンタメ総合
艶やかな着物姿で登場した板谷由夏

 俳優の板谷由夏が30日、東京・日本橋高島屋できょうから開催された「草乃しずか日本刺繍展 源氏物語を花で装う」にスペシャルゲストとして登場。日本刺繍の第一人者で知られる草乃しずか氏による作品で、源氏物語の「姫君」をイメージした着物を上品に着こなした。

【画像】うっとり表情で着物を堪能した板谷由夏

 同イベントは、「日本刺繍は心模様を表現するアート」と語り、日本刺繍の普及活動を続けてきた草乃氏が、作家活動を始めた50年の節目として企画されたもの。草乃氏は「このように皆様に披露できることを幸せに思います。刺繍を始めたきっかけは今から50年前、妊娠中に子どもの産着に1輪の花を絹糸で刺繍したのがきっかけでした。母になる決意と同時に、私はこれで作品をつくっていこうと思いました」とエピソードを披露した。

 心境を聞かれた板谷は「このような素敵な作品を着る機会があり、日本人に生まれて本当によかったと思います」と目を輝かせ、草乃に感謝。さらに「刺繍の細やかさ、糸のつややかさ。特に花々の刺繍作品に近づいて見てみると本当に美しい。絹糸が織りなすグラデーションに感動しました。伝統的な日本の着物というのは、自分から見てみたい、着たいと思わないと目にしない時代になりつつあります。是非本展にご来場いただき、素晴らしい作品の数々を間近で楽しんでいただきたいです」と呼び掛けた。

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line