9人組グループ・Snow Manの目黒蓮が主演を務める、フジテレビ系“月9ドラマ”『海のはじまり』(毎週月曜 後9:00)第12話(最終話)が、きょう23日に放送された。(※以下、本編のネタバレを含みます)
【写真】作品に込めた思いや世界観について語った村瀬健氏
今作は、主人公・月岡夏(目黒)が、大学生だった時に付き合っていた交際相手であり、別れて以来、7年もの間会うことがなかった南雲水季(古川琴音)の死をきっかけに、自分と血のつながった娘・海(泉谷星奈)の存在を知ったことで人生が変化していく物語。
最終話では、夏は「海ちゃんがどうしたら寂しくなくなるか考える」と再び海と暮らし始める。そして海を介してつながる津野(池松壮亮)、弥生(有村架純)、大和(木戸大聖)ら周囲の人々。水季が夏宛に送った手紙には、自分と同じように周囲に甘え支えられて「海を幸せにしながら自分も幸せになってね」と記されていて、そのメッセージの通り2人はおだやかな生活を送る。
ある日、南雲家を訪れた夏に、朱音(大竹しのぶ)は「娘が自分より先に死ぬことを想像してみて。渡したちは娘の遺影の写真を選んだの。それが、どんなにつらいか、今なら少しはわかってくれるかな」と伝え、「いじわるばかりいってごめんなさい」と謝罪する。生前、水季から「あんまりいじわる言わないであげてね」と釘を刺されていた朱音だったが「いじわるはいうわよ」と応じ、その不器用な人柄も描かれた。
ラストシーンは浜辺を歩く海の後ろを追って歩く夏とともに水季の手紙の“追伸”が読み上げられ「海はどこから始まっているかわかりますか。海に聞かれて水があるところかなと曖昧(あいまい)な答えしかできませんでした。始まりは曖昧で終わりはきっとない。今までいなかった夏くんはいつからか海のパパになっていて、今そこにいない私はいなくなっても海のママです」とタイトルの意味に触れるメッセージが込められた。
これにSNSでは視聴者から「やっと繋がった感ある」「『海のはじまり』っていうタイトルに全てが込められてるドラマだった」「スッキリしたー!」「タイトル通りのドラマだった」と納得の声が集まった。
さらに最後、振り返る海に「いるよ」と優しく声をかける夏の姿は第一話での水季の行動と同じ。「夏と水季同じこと言ってる」「親はずっと親だもんね、終わりはなく」「ママと同じ言葉」「ここに繋がるとはね…」「伏線回収」とここでも反響が寄せられた。
『海のはじまり』最終話でタイトルの意味明らかに 目黒蓮“夏”の一言にも反響「ここに繋がるとはね…」【ネタバレあり】
09/23 22:19
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