FANTASTICSのメンバーで俳優・八木勇征（27）が15日、大阪・八尾市のMOVIX八尾に来場し、主演映画『矢野くんの普通の日々』の舞台あいさつを行った。
【写真】「ほんまにありがとう～！」指切りポーズの八木勇征
MOVIX八尾は、昨年の台風7号に被災し、約1年間休館していたが、全館改装を経て、この日リニューアルオープン。『矢野くんの普通の日々』は公開初日と重なり、八木が“矢野くん”として“八尾”に登場する、レアな機会となった。
八木は「大阪のこの地で初めて舞台あいさつができて、すごく光栄ですし、皆さんと1日楽しんでいけたらなと思います」と感激の面持ちで、ガッツポーツ。大阪の印象について「やっぱり皆さんお声が大きいなって思います。歓声が上がるときも、普通にやってる時よりも1.5倍に聞こえます」と笑わせた。
新しくなったMOVIX八尾には関西初となる「3面ライブスクリーン」が導入。八木は3面スクリーンを使った演出として「いつかまた主演ができて、FANTASTICSでその主題歌をできたら、八尾に（メンバー）全員を連れてきてパフォーマンスができたら」と期待を膨らませた。
『矢野くんの普通の日々』では、17歳の“矢野くん”を演じたが、FANTASTICSのメンバーから“矢野くんのキャラクターはそのまま八木くんだった”と言わしめるほど。司会者からそれを聞き、八木は「そうなんですね（笑）こんなイメージなんだ（笑）」と照れつつ、「でも似てるなって部分は、アクシデントとかいろいろ起こすきっかけになるのは僕なんですけど。あと良いように言うと、何事に対しても100％の気持ちで、感情で動くことだったり、中途半端が無いところは、自分と矢野くんは近い部分なんじゃないかなと思います」と自負。
また、“矢野くん”が「超不運男子」ということにちなみ、最近起きた不運エピソードを聞かれると、カバンを紛失したエピソードを披露。行きつけのそば屋でカバンがないことに気づき、「無銭飲食になるじゃん」と焦ったところ、「（木村）慧人が歩いてお店に来てくれて。代わりに（お金を）貸してくれて、無事に無銭飲食にならずに済みました（笑）」と告白。
最後に八尾に集まった大阪の観客に向けて、「八尾のみんな、きょうは舞台あいさつに来てくれてほんまにありがとう～！ぜひ、『やのひび』をみんなに広めてな！」と指切りポーズを披露していた。
今作は田村結衣氏の人気ラブコメ漫画を実写化。なぜか毎日ケガまみれになってしまう“超不運体質”な高校生・矢野くん（八木）のピュアすぎる恋と“普通の高校生活を送りたい”というささやかな願いをかなえるため奮闘する、クラスメイトたちとの優しい世界が描かれる。
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