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Canal de Isabel II社からの氾濫予測システム構築プロジェクトを受注

08/16 17:31

  • 株式会社建設技術研究所
  • 新技術・研究開発・特許
導入技術のイメージ
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2024年8月16日
株式会社建設技術研究所

 株式会社建設技術研究所(本社:東京都中央区、代表取締役社長:西村達也)は、スペイン国マドリード州の都市水循環を管理する公営企業であるCanal de Isabel II社(以下、Canal社)から【PRUEBA PILOTO PARA EL DESARROLLO DE UN MODELO DE INUNDACIONES A TIEMPO REAL Y PLATAFORMA DE VISUALIZACIÓN Y ALARMAS ASOCIADA:リアルタイム氾濫モデルおよび閲覧・警報プラットフォームの開発のためのパイロットテスト契約】を受注しました。このプロジェクトは、当社の持つ先進的な技術を駆使し、マドリード州の一自治体における氾濫リスクを予測・管理するシステムを構築するもので、2025年4月の完了を目指しております。

1.プロジェクトの実施に至った背景
 近年、地球温暖化による気候変動の影響で、豪雨や洪水の発生頻度が増加しています。このような状況下で、氾濫リスクを早期に予測し、被害を最小限に抑えることが求められています。Canal社は、こうしたリスクに対応するための氾濫予測システムの導入を決定し、当社に構築を依頼しました。

2.当社の役割と技術
 当社は、40年以上にわたって、わが国における洪水や氾濫の予測システムの開発に携わり、国内において多くの実績を残してきました。本プロジェクトでは、当社の持つ高度な技術と経験を活かし、以下の点に注力してシステムを構築します。
 【リアルタイムデータ収集】
  対象域の降雨データをリアルタイムで収集し氾濫予測システムに反映
 【予測アルゴリズム】
  日本国内で培った技術を用いた内水氾濫予測アルゴリズムを応用
 【ユーザーインターフェース】
  日本国内で実績のある使いやすく直感的な操作が可能なインターフェースをもとにスペイン語版で構築

3.期待される効果
 新しい氾濫予測システムにより、Canal社には以下のような効果が期待されます。
  早期警戒:内水氾濫の発生を事前に予測し、迅速な対応が可能に
  被害軽減:適切な予防措置を講じることで、内水氾濫による被害最小限が可能に
  安全確保:地域住民の安全を確保し、安心して生活できる環境を提供
 
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202408165024-O1-jVsMwYgN

4.今後の展望
 当社は、革新的な技術を提供することで、社会に貢献することを目指しています。河川の解析やシステム開発を得意とし、RisKmaブランドとして多くの実績を誇ります。詳細については、当社ウェブサイト(https://www.riskma.net/ja/top)をご覧ください。
 本プロジェクトの成功を機に、当社はさらに多くの国々、自治体や企業と連携し、災害予測・防災システムの普及に努めてまいります。これからも技術革新を続け、社会の安全と安心を支える企業として邁進してまいります。

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