福島市出身の作曲家古関裕而をモデルにしたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」の放送に合わせ、本宮市の大天狗酒造は18日、古関の親友で、同市出身の歌手伊藤久男をあしらった限定ラベル純米吟醸酒の販売を始めた。
同酒造の伊藤滋敏社長は、久男の親戚。ドラマでは、久男をモデルにした佐藤久志役を俳優の山崎育三郎さんが演じており、ドラマに合わせて若かりし頃の久男の写真をラベルにした。瓶には、エールのタイトルロゴマークも貼られている。
伊藤社長は「本宮が生んだ名歌手伊藤久男のことを広く知ってもらう機会にしたい」と話している。
300本を限定販売する。720ミリリットル入りで1870円。