いわき市のマルトは、サッカーJ2のいわきFCと連携してさまざまな取り組みを行う「いわきFCホームスーパーマーケットプロジェクト」を始める。プロジェクトの起点となるマルトSC湯長谷店が新装開店した11日、同店でオープニングセレモニーが行われた。
マルトといわきFCはビジネスパートナー契約を結んでいる。プロジェクトはいわきFCの選手らが地域住民と触れ合う場を増やそうという取り組み。活動の一環で、マルトといわきFC、磐城農高が連携してアスリートに優しい弁当の開発に当たる。出来上がった弁当は11月10日にリーグ最終戦が行われるハワイアンズスタジアムいわきで販売する予定。このほか、選手のサイン会なども予定している。
プロジェクトの起点となる湯長谷店内には「いわきFCを応援しています」と書かれた掲示物が至る所に張られている。
オープニングセレモニーにはマルトの安島浩社長、いわきFCを運営するいわきスポーツクラブの大倉智社長、いわきFCの田村雄三監督、いわき観光まちづくりビューローの若松貴司専務理事が出席し、テープカットを行った。安島社長は「いわきFCと街を盛り上げていきたい」、大倉社長は「食育を共通テーマに一緒に取り組みたい」とそれぞれあいさつした。