世界銀行が主催する国際防災会議「防災グローバルフォーラム2024」が17日、兵庫県姫路市で開幕した。阪神大震災から来年で30年となるのを前に、被災と復興を経験した兵庫をアジア初の開催地に選んだ。100カ国超の政府関係者や専門家らが参加し「伝統・革新・強靱性」をテーマに議論する。21日まで。
開会式で世銀のグアン・チェン副総裁は、能登半島地震の犠牲者に弔意を示した上で「(各国と)パートナーシップを組みながら議論したい」とあいさつ。石川県の馳浩知事はビデオメッセージで「能登半島の地域の伝統を守りながら、革新的な技術をもって将来を目指していく」と述べた。