【ニューヨーク共同】18日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日比56・76ドル高の3万8834・86ドルで取引を終えた。米景気の減速を示す経済指標を背景に、米連邦準備制度理事会(FRB)が早期に利下げを開始するとの期待が高まり、買い注文が優勢となった。
朝方発表の5月の米小売売上高の前月比増加率が市場予想を下回ったことが材料視された。一方で、景気減速で企業業績が悪化することを懸念した売りも出て、上値は重かった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は7営業日続伸し、5・21ポイント高の1万7862・23。